Ubuntu RAM-Linux その3:良いソリューションあるので、やる気喪失しかけた。

私のUbuntuホビーマシンは、/homeや/varを別HDDに入れており、これらをtmpfsにするには、どう料理したらいいか、調べていたら、根本的なソリューションがいろいろ出てきた。少し横道に逸れるが、記載しておく。

代替案
1. fsprotect … aufsが前提。これが一番簡単そう。別HDDにしているディレクトリは/etc/default/fsprotectで指定するだけ。下記ファイルしかインストールされないので、いくつか見てみると良いでしょう。
http://packages.ubuntu.com/yakkety/all/fsprotect/filelist
⇛ 試したが、/etc/default/fsprotectの内容が反映されない。残念。

2. bilibop … 未調査だが、こっちの方が新しいかも。但し、日本語情報無い。
http://manpages.ubuntu.com/manpages/trusty/man7/bilibop.7.html
→ インストールしようとしたが、何やらudevとか根こそぎ変更しそうなので、危険を感じて中断。

3. casper … 未調査。かつての主流?
→ 未着手。

4. aufs/overlayfs
ユーザランドがHDDひとつの構成なら、これで問題無さそう。
https://help.ubuntu.com/community/aufsRootFileSystemOnUsbFlash
→ やっぱこれかな。
別のHDDにしている/homeや/varは、/etc/fstabの記述だけで何とかなりそう。
全部fstabでやってしまう手もある。

5. device-mapper (thin-pool)を使う。
→ これが最メジャーな実装であろうと思われるが、応用が難しい。ちゃんと理解して進まないと、何か間違えそう。いつか、この方式で、やり切りたい。

ところで、CoW(Copy on Write)方式は、aufsがいまひとつで、Docker+aufsはもはや少数派らしい。じゃぁ、何が主流なんだ?
→ kernelに組み込まれているdevice mapperとoverlayfsが主流と思われる。