[エアロビ] 脱力の重要性

学業・仕事・趣味、どのような分野に対する取り組みも、成長が停滞する時期がある。力が入りすぎてもがき苦しみ、永く暗い停滞の後で、ふと、力を抜く機会を得ると、壁を超えることができる。まさに、そのような経験を、今月、味わった。

主治医からの助言でエアロビクスを20年ぶりに再開し、約2年が経過した。ほぼ週1回のペースでスタジオに入り、徐々にレベルを上げていったが、今年初めに壁にぶつかった。どうしてもコリオ(振り付け)に乗れない、覚えられない。先生がステップのレベルを上げたのは分かったが、悶々とした日々が約3カ月続き、リフレッシュしに来たはずが、逆にストレスをもらって帰る日もあった。

そんな中、ある週末、ボーっとテレビを見ていた時、最近、急に強くなった女子テニスプレーヤーにインタビューするシーンが放送され、ある事が心に留まった。どうやら、新コーチから、「力を抜く」を徹底指導されたとのこと。それは、まさに、このブログのサブテーマ=「脱力」だった。そうだ、忘れていた!

その後、コリオを力づくで覚えることは放棄し、脱力を意識し、感じるままにコリオに乗ってみると、、、体が軽い! ちょっと間違えても気にならなくなり、大きく動けるようにもなって、体が自然に動きを覚えるようになった。更に、8ビートではなく、16ビードでコリオに乗ると、余裕すら感じるようになった。

昨年11月に玉砕した、最上位クラスのエアロビに臨む時が来たかもしれない。ビールの好きそうなメタボな魑魅魍魎(ちみもうりょう)たる人々*1が、前後左右クルクル回りながら軽やかにステップする伏魔殿の中で、私ひとり、お地蔵様であった。あの伏魔殿に、リベンジできる日も近い。

ちなみに、私は、ジムで、友達ができたことが無い。。。

*1:この時は緊張と恐怖のあまりそう見えましたが、実際にはそんなことはありません。m(_ _;)m