CPUの健康管理が時として仇となる

最近、省電力機能に関連するトラブルが、本当に増えてきました。先日のスマホVLC BANの件もそうでした。本件は、デスクトップ系CPUの話になりますが、CPUの健康管理機能は、時として仇となります。

キーワード:
P-State, C-State, Thermal Throttling, Junction Temperature (TjMAX)

最近、仮想マシンばかり触れていて、完全に失念していました。エンジニアは、これらの機能を認識しておくことが極めて重要です。これらの機能は、仮想マシンでは、どうにもなりません。

上記の機能は諸刃の剣であり、用途や適用によっては、悪影響となります。CPU種別・マザーボード実装・OS実装・用途によって、完全にケースバイケースとなるので、状況に合わせて調査が必要となります。

情報は多いので、調べれば何とかなりますが、気付かないとかなり回り道するケースが発生しそうなので、備忘録として記録しました。

思い出したきっかけ:
OpenAirKernelMainSetup#power-management
OpenAirKernelMainSetup#virtual-machine-vmware-virtual-box-etc

注意事項:
周囲温度とジャンクション温度は別物ですので、気をつけて下さい。