めでたくDebian10がStableに昇格したので、アップグレードしたところ、さっそくトラップを踏みました。
安直アップグレード:
sudo sed -i 's/stretch/buster/g' /etc/apt/sources.list
sudo sed -i 's/stretch/buster/g' /etc/apt/sources.list.d/*.list
sudo apt update
sudo apt upgrade
トラップ:
uimの依存関係崩れでアップデートが中途半端に終わり、にっちもさっちもいかなくなりました。元の/etc/apt/sources.list次第なのですが、日本語環境でuim関連パッケージが入っているならば、アップグレード作業に入る前に、根こそぎ削除しておいた方が良さそうです。
私は、結局、元のsources.listに一旦戻し、apt updateしてから、dpkg -l | grep uim でひっかかるパッケージを全てapt purgeすることとなりました。
その後、sources.listをbusterに戻し、apt update; apt full-upgradeの後、apt install uim-anthyで解決。今のところ私の環境では、これ以外のトラブルは無さそうですが、まぁ、普通は、アップグレードはもう少し待つべきでしょう。。。
なお、この件は、既知の問題のようです。
・・・そもそも、アップグレードを続けていると、古い実装が残り、新しいトレンドについていけなくなります。今回も、nftablesとかwaylandとか、目玉がいろいろありあす。夏休みを目途に、新規で育てます。