DeviceTreeの影響はペリフェラルだけかと思っていたが、そうでもないらしい。
例えば、ARMデバイスツリーに対するこのパッチ。それに対応するカーネルソースのパッチ。これをデバイスツリー側で処置せずにカーネルバージョンアップすると、CPUが1コアで動くことになるかもしれない。
それに、デバイスツリーのここ。それに対応するカーネルソース側はここ。
Linuxは、横の汎用性は重視するが、縦の互換性(バージョン互換性)は容赦なく見捨てるので、バックポートのインパクトが大きくなる。常に動向を追うのは限界で、日本で組込Linuxやっている人は、この分野で孤軍奮闘一匹狼片手間という状況?なので、ちょっとつらいが、構成管理物が1個増えたことを認識し、あきらめてつきあっていき、慣れるしかない。