2017-01-01から1年間の記事一覧

ddで書込後のMicroSDのハッシュが元ファイルと一致しない

LinuxホストでMicroSDカードを作る時、どうしてもハッシュが一致しなかったが、解決した。 自動マウント機能が有効だと、ddの途中でマウントされてしまい、何か駄目になるらしい。 そもそもマウントされると、ジャーナル機能が何かしら走るため、マウント前…

箱を開ける

購入してから1年以上お蔵入りしていたが、日の目を見る時が来た。普通にraspbianをddでコピーして起動した。手持ちのMicroSDは16GBなので、Ubuntuホストのgpartedを使い、MicroSDのext4の領域を引き伸ばした。※ 電源は重要。USB2.0での給電だと、パケロス多…

Ubuntu RAM-Linux その4:overlayfsで

URLにあるoverlayの実装は古く、そのままではうまくいかない。以下、aufs側のスクリプトをベースにoverlayfs向けに調整した。 [2018年1月]手元のホビーマシンではUbuntu17.10でも通用している。 #!/bin/sh # ルート「/」をoverlayfsでマウントするinitrd向け…

Ubuntu RAM-Linux その3:良いソリューションあるので、やる気喪失しかけた。

私のUbuntuホビーマシンは、/homeや/varを別HDDに入れており、これらをtmpfsにするには、どう料理したらいいか、調べていたら、根本的なソリューションがいろいろ出てきた。少し横道に逸れるが、記載しておく。代替案 1. fsprotect … aufsが前提。これが一番…

Ubuntu RAM-Linux その2: grub.dの準備

update-grubコマンドでgrub.cfgを更新する際に、自動的にRAM-Linuxのメニューも追加されるように、/etc/grub.dにエントリを新規追加する。Ubuntu Musiumのため、このエントリはやや特殊となっていて、09_lowlatencyをベースに、コピーして利用する。差分は下…

VSCodeに乗り換え

数年ぶりに、ソフトウェアに真正面から取り組むこととなった。いつまでも秀丸とvimでは戦えないだろうと、いろいろ調べたところ、VSCodeが良さそう。少々触れただけだが、機能・レスポンスとも申し分無く素晴らしい。今、現場支援で取り組んでいるTeraTermマ…

Ubuntu RAM-Linux その1:Ubuntuの実装をまずは下調べ

※この件で、最も手間のかからない実装は、最下行でも紹介したURLにありますので、そちらを参照下さい。なお、2014年 kernel3.18にマージされoverlayfsがメジャーになりつつある一方、aufsはフェードアウトしそうです。overlayfsを使う場合は、その4を参照下…

トラフィック制御編

試験用コマンド/スクリプトの小技を列挙する(随時メンテ)。 # 800kbpsの出力制限を新規設定する。 tc qdisc add dev eth0 root tbf limit 15Kb buffer 10Kb/8 rate 100Kbps # 200msの遅延を新規設定する。 tc qdisc add dev eth0 root netem delay 200ms …

CPU/メモリ編

試験用コマンド/スクリプトの小技を列挙する(随時メンテ)。 # メモリ使用量確認 # freeやvmstatで空きメモリを確認するとき、事前にページキャッシュをクリアする。 # 古いカーネル(2.6.10前後以前)ではサポートされていない。 echo 3 > /proc/sys/vm/d…

NETWORK編

試験用コマンド/スクリプトの小技を列挙する(随時メンテ)。 # ping応答結果のスクリプト内での判定 ping -c1 -w1 192.168.1.1 ; RET=$? ; echo $RET # pingを1行で複数端末に打つ。 for ((i=1; i < 255; i++)); do (ping -c1 -w1 192.168.1.$i &); done #…