Compiz FusionデスクトップがVirtualBoxの仮想グラボで10分足らずでできてしまうとは、、、昔はこれをやるために、高めのNVIDIA製グラボを買い、いろいろソースを集めてビルドした。そして、鉛筆回しのフィーリングでキューブを回したり、時には火を灯したり、雨を降らしてワイパーしたりして気晴らししたものだ。
VirtualBox仮想グラボ上の3Dデスクトップはとても安定しており、かつスムーズだ。ただし、どこまでやるかにもよるとは思う。
実は、VirtualBoxでのデモ動画(著作権フリーミュージック付き)を作ってはみたものの、残念ながら、ここには画像しかアップできないことが判明した _| ̄|○ 仕方ないので、作成したデモ動画の一部を画像でアップする。
Compizの準備:
・ホストPCのスペックはCore i7/メモリ16GB以上であること。その上で、ゲストOSの仮想マシンにはCPU 4コア/メモリ8GB/ビデオメモリー128MBを割り当てれば、安定動作する。
・ホストOSはWindowsでもLinuxでもOKだが、SSD環境の方が快適に動く。
・ホストには、VirtualBoxの最新版をインストールすること。
・ゲストOSはUbuntu MATE(マテ茶)がやりやすいが、他のLinuxでも可能ではある。
・ゲストOSには「Guest Additions CD」をインストール済みであること。
・MATE Tweak => ウィンドウ => ウィンドウマネージャー => 「Compiz ・・・」を選択
・MATEの「ようこそ」画面でひっかかるケースがあるので右下のチェックを外し削除すること。
(また見たければ、メニュー=>システム管理=>「ようこそ」)
インストール:
apt install compizconfig-settings-manager
更に凝りたい人は、compiz-addon、cairo-dockを入れると良いと思う。
何か問題が起きてCompizを止めたいときは、
MATE Tweak => ウィンドウ => ウィンドウマネージャー => 「Compiz」以外を選択
参考:
有志の方が作成された3Dデスクトップのデモ例(VirtualBox上ではない)をいくつかリンクしておく。このデモ動画意外にも、いろいろと面白いことができる。
https://youtu.be/k43C6b2Ucgs
https://youtu.be/4QokOwvPxrE
レディースTシャツ
ジムで、背中に何か痛〜い視線を感じるときがあった。背中で何かを語っているつもりはなく、なにかあるなぁ〜、、、と思って気付いたのが、某人気ブランドのTシャツ。3年前、「メンズ」コーナのたたき売りで購入したはずだが、、、おそらくは「レディース」。背中の首元で何かを語っていたのは、ジムに通う人だれもが一着は持っている、あの新興ブランドのマーク!!
実は、3年前買った当初、自分でもうすうす気付き、うちの奥さんに確認したところ、「ノープロブレム!」とのことだったので、低頻度でたま〜に着ていた。が、最近、すっかりそのリスクを忘れ、細身のバランスが気に入っていたこともあり、高頻度で着用。
念のため、男がレディース着ていいか、google先生に聞いてみたら、意外にも肯定的な内容が数多くヒットした。少し勇気付けられたが、今後も着るかは、T.B.D. *1 。
なお、その後の調査で、レディースTシャツであることが確定。... _| ̄|◯
*1:To Be Determined
ラズパイ:シャットダウンフリー tmpfs-bind編
もし、手の届かない離島に電源ブチ切りラズパイを置くなら、私ならばoverlayもfuseも使わない。理由は、デバイス屋/組込屋としての直感から来る警告だが、ここ⇐ に現実に沿ったコメントもある。
以下に紹介する方法は、X-Windowの利用が不要もしくは削除されているようなラズパイを、長期安定運用する場合などに適する。一方で、手に届く範囲の運用や趣味レベルならば、overlayfs方式を推奨する。overlayfs方式の方が起動は少し速い。なお、いずれも、ご利用は自己責任で。
前提1:tmpfsにコピーする領域は500MB未満で、なるべく小さくすること。そうできない場合には、overlayfs方式でとなる。
前提2:準備①〜③が完了していること。fuseとoverlayは不要。
~# mkdir /tmpfsroot
~# dosfslabel /dev/mmcblk0p1 boot
~# e2label /dev/mmcblk0p2 rootfs
~# mount -oremount,rw /boot
~# cp -a /boot/cmdline.txt /boot/cmdline_org.txt
/boot/cmdline.txt:
・・・・・ init=/sbin/myinit fastboot ro
~# mount -oremount,ro /boot
/etc/fstab_tmpfsroot:
# tmpfsroot用の/etc/fstab # proc proc /proc proc defaults 0 0 # 軟弱なFAT領域はroマウント LABEL=boot /boot vfat ro,defaults 0 2 # rootfsはコメントアウト #LABEL=rootfs / ext4 ro,defaults,noatime 0 1 # /tmpもroになるのでtmpfsにする tmpfs /tmp tmpfs defaults 0 0
/sbin/myinit:
#!/bin/bash ## /tmpfsrootが存在すればtmpfsrootを構築する if [ -d /tmpfsroot ] ; then ## tmpfsを作成 mount -t tmpfs tmpfs /tmpfsroot ## 主要rwフォルダをtmpfsにコピーし、bindマウントで元位置に戻す。 ## tmpfs容量(500MB)より小さくなるように調整すること。/varは別処置する。 #for d in etc home root; do for d in etc root; do cp -a /${d} /tmpfsroot/ mount -obind /tmpfsroot/${d} /${d} done ## /varは選択的に処置 mkdir /tmpfsroot/var find /var/ -type d | cpio -pdm /tmpfsroot/ find /var/ -type l | cpio -pdm /tmpfsroot/ rm -rf /tmpfsroot/var/lib/* cp -a /var/lib/* /tmpfsroot/var/lib/ mount -obind /tmpfsroot/var /var ## tmpfsroot用の/etc/fstabを設定。tmpfsroot化済みのため元ファイルは消えない。 [ -e /etc/fstab_tmpfsroot ] && mv -f /etc/fstab_tmpfsroot /etc/fstab ## tmpfsroot用のログインロゴがあれば設定 [ -e /etc/issue_tmpfsroot ] && mv -f /etc/issue_tmpfsroot /etc/issue [ -e /etc/motd_tmpfsroot ] && mv -f /etc/motd_tmpfsroot /etc/motd fi ## Start Systemd exec /sbin/init
~# chmod +x /sbin/myinit ← 忘れずに!
元の環境に戻す場合:
~# mount -oremount,rw /boot
~# cp -a /boot/cmdline.txt /boot/cmdline_tmpfsroot.txt
~# cp -a /boot/cmdline_org.txt /boot/cmdline.txt
~# mount -oremount,ro /boot
~# reboot
デコレーション(任意):
/etc/issue_tmpfsroot:
______ _______ _______ _______ _______ ___ _______ __ _ | _ | | _ || || || _ || | | _ || | | | | | || | |_| || _____|| _ || |_| || | | |_| || |_| | | |_||_ | || |_____ | |_| || || | | || | | __ || ||_____ || ___|| _ | | | | || _ | | | | || _ | _____| || | | |_| || | | _ || | | | |___| |_||__| |__||_______||___| |_______||___| |__| |__||_| |__|
/etc/motd_tmpfsroot:
,--. ,---. ,--. ,-' '-.,--,--,--. ,---. / .-' ,---. ,--.--. ,---. ,---. ,-' '-. '-. .-'| || .-. || `-,( .-' | .--'| .-. || .-. |'-. .-' | | | | | || '-' '| .-'.-' `)| | ' '-' '' '-' ' | | `--' `--`--`--'| |-' `--' `----' `--' `---' `---' `--' `--'
↑ 環境が分かりやすくなるので推奨。
Ubuntu Mate 18.04 でScreenlets
組込開発のLinuxホストをCentOS7からUbuntu Mate(マテ茶)18.04 LTSに徐々に移すことにした。理由はいろいろあるが、Ubuntuフレーバの中でも何にするか紆余曲折した。最後の決め手はデスクトップのカスタマイズがしやすく遊び心を満たしてくれること、マテ茶調のデザインが気に入ったこと、軽いこと、ラズパイ向けの対応もあるということだった。かつて夢中になったCompiz FusionでのキューブデスクトップとファイヤーもVirtualBoxかラズパイでいずれやるつもり。
Screenletsガジェットは個人的には必須のアイテム。ガジェットはセキュリティリスクが多分にあって全く推奨できず、標準パッケージはもはや存在しないが、閉塞的な開発PCや仮想マシンでの限定的な用途であれば問題無いであろう、たぶん。
以下、Screenletsの無理矢理インストールの手順メモである。何か抜けはあるかもしれない。
cd Downloads wget https://launchpad.net/screenlets/trunk/0.1.7/+download/screenlets-0.1.7.tar.bz2 tar xaf screenlets-0.1.7.tar.bz2 cd screenlets-0.1.7/ sudo make install cd .. sudo apt install python-beautifulsoup python-cairo python-gtk2 libwnck22 libwnck-common python-gobject-2 python-tz python-dbus wget http://launchpadlibrarian.net/328363369/python-wnck_2.32.0+dfsg-4_amd64.deb wget http://launchpadlibrarian.net/328363368/python-rsvg_2.32.0+dfsg-4_amd64.deb sudo dpkg -i python-*.deb wget http://ftp.riken.jp/Linux/ubuntu/pool/universe/i/indiv-screenlets/screenlets-pack-basic_0.1.6-0ubuntu1_all.deb sudo dpkg -i screenlets-*.deb cd /usr/share/icons sudo ln -s hicolor/scalable/apps/screenlets-tray.svg sudo ln -s hicolor/scalable/apps/screenlets.svg ## 無理矢理インストールしたパッケージを名目上削除 sudo cp -a /usr/share/screenlets/screenlets-pack-basic /usr/local/src sudo apt --fix-broken install -y # ← screenlets-pack-basicが削除される sudo mv /usr/local/src/screenlets-pack-basic /usr/share/screenlets/ ## 晴れて起動 cd screenlets ## もし起動しなければ、下記の存在を確認し手当する。 [ -e /usr/lib/python2.7/dist-packages/screenlets ] || \ ln -s /usr/lib/python2.7/site-packages/screenlets /usr/lib/python2.7/dist-packages/screenlets
備考:上記デモ画面では、バックグランドでCPU負荷を入れている。
神がかった舞い
私はフィギュアスケートはまず見ませんし、いつもならすぐにチャンネルを変えますが、たまたま見ていたこの時だけはテレビに釘付けになり、完全に魅了されてしまいました。曲と振りのマッチングが本当にすばらしいです。観客の声援・拍手の裏で、淡々と無表情に舞う姿に、なぜか涙が出そうになりました。
2分過ぎのスピン後から60秒弱の流れは「a beautiful storm」そのもの。
残念ながらリンク切れ。解説無しで最高だったのですが、、、検索してみて下さいね〜。 検索1 検索2
最近、スポーツ選手の勝負時の精神状態に興味があるのですが、おそらくこのスケーティングのとき、彼女はゾーンに入っていたし、その状態に持っていったのでしょう。それともうひとつ、彼女は練習で左手薬指を負傷していたようですが、それで体の力が抜け、かえって良かったのかもしれません。昨年のロシアの動画も見ましたが、今回の方が動きがズムーズに見えます。滑り終えた直後、ぬいぐるみを抱きながら「集中を、欠くことが無かったから」と言ってますね。
私も、プレゼンに望む際、準備万端で体調万全なときよりも、どこか体の調子が悪かったり、忙しくてプレゼンどころではないときほど、なぜかうまくいっていました。勝ちを意識せず、力が入りすぎない脱力の境地が、このあたりにありそうです。
急に強くなって大活躍中のテニスプレーヤーも、勝利目前で窮地に陥ったときは、勝ちを意識せず「私はロボットになる」として淡々とプレーしたようです。修羅場を超えるときの冷静さを、私も身につけたいものです。
IPv6無効化アラカルトと副作用
ホビー向けではIPv6無効化はしない方がよさそうというのが結論だが、無効化設定には、いろいろある。
① /etc/sysctl.confで設定
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1 net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1 net.ipv6.conf.lo.disable_ipv6 = 1
② /etc/modprobe.d/ipv6.confで設定(ファイル名は任意)
# Don't load ipv6 by default alias net-pf-10 off alias ipv6 off # https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?t=138899 options ipv6 disable_ipv6=1 blacklist ipv6
②は、Debian9 stretch amd64ではIPv6を無効化できない。それは、Kernel構築時の.configにおいて、CONFIG_IPV6=m → y となり、IPv6モジュールがKernelに埋め込まれたためだ。
一方で、ラズパイのRaspbian stretchでは、ここにある通りKernel外出しのモジュールで定義されており、IPv6をモジュール単位で根こそぎ無効化できるということだと思う。
ラズパイでは②の方が良いかもしれない。理由は、
$ netstat -na | grep tcp6
と打てば分かる。①の設定では、IPv6は確かに無効にはなっているが、アプリレベルではIPv6のポートが開いている。②はアプリレベルでも開いていない。
③ Kernel起動パラメータ ipv6.disable=1
パソコンなら/etc/default/grubに追記してinitrdを再生成、ラズパイなら/boot/cmdline.txtに追記する。
IPv6無効化の副作用:
Windowsや別Linuxホストからxrdp(リモートデスクトップ)でログインしたいケースで、正しく動作しない。Debian9 stretch amd64ではxrdpデーモンが起動しない。Raspbianでは、xrdpログイン画面は出るが、やはりひっかかる。
対策例ばこちら↓(要・ビルド)。
github.com
エアロビじゃなくてエアロ
まずはじめに、エアロ(ビ)の良いイメージを残すため勝手にリンクを貼らせていただきました <(_ _)> 。本当にクールですよね〜。
動画1:クールなエアロ
このように面が変わり、差し込まれたら、私は地蔵になるかも・・・。
先日、バブル入社組のうち気の合う6人で飲みに行った。20年ぶりに再会できた同期もいて、とても懐かしいメンバ。当然、健康維持の話が出る。私が、エアロビで健康維持していると言ったら、20年前テニスで絶対的に強かった同期Aが、『・・・エアロビ ・・・・・ フッ w』と鼻で軽く笑い、ビールをすすり始めた。そのとき、『・・・』でのAの頭の中は、きっと20年前のイメージのまま、こんなんだったのだろう。
動画2:ダサかっこわるいエアロビ
* 衝撃的なダサさなので動画の埋込み表示は止めておいた。
まぁ、良くてこのあたりか。
動画3:オリビア
20年前は、テニスでもまだシャツはズボンにインだったような気もする。その点も含め、弁明しようと思ったが、話題が次に流れて、それっきりだ。そもそも、「エアロビ」と言った私が悪かったのかもしれない。「ビ」を入れるとダサいイメージになる(特にアルコールの席では)。次からは「エアロ」と言ってみることにする。
動画1の1曲目は、Pretty Girl (Remix) 。あまりいい歌詞ではない。