iPhone6s バッテリー交換

新年一本目のチャレンジとして、嫁さんのiPhone6sのバッテリー交換をすることになった。中華スマホの時よりもGoogle先生Youtube先生はたくさんいらっしゃって、ここで書くべきことはあまり無いが、それでもハマりどころはあったので、記録しておこう。

 

準備:
Amazonでバッテリーセットを購入。キット付きで2000円前後。大容量を謳うものが多いが、そこはあまり見ない方がいい。評価そのものより、評価母数が多いモノを選択した。

各種レビューや動画を見て、成功率は85%と分析。マイナス10%は初期不良や交換後効果無しのたぐい。マイナス5%はオペミスによる破損。

外すネジ数は8本。外すプレート数は2枚。今回はYoutube先生に従ってネジシートを作ったが、自分のスマホならそこまでしなかっただろう。

  

嫁さんからの条件:

  • 絶対に失敗するな!
  • 液晶保護シートは剥がすな!
  • 壊したら速攻でヨドバシへGo!

 

結果:
約40分で無事終了した。ただし、冷や汗ポイントは下記の3つ。

  1. 吸盤がつかない!
    これはある程度予想していた通りだった。ザラザラ液晶保護シートのせいで、パネルを持ち上げるための吸盤が吸い付かない。保護シート剥がしていいか嫁さんに聞いたら、えーーーー!と言われたので、ダメ元で100均の吸盤を付けたら、なんとこれが完全密着。なんでーーー?
  2. 両面テープ剥がしで失敗!
    両面テープをひっぱり出すシーンで、なんど、テープが途中で切れた!ピンセットを使ったのが失敗。手でやれば良かった。かなり焦ったが、リカバー方法もYoutube先生が丁寧にガイドしてくれていた。底面を少しあっためてバッテリーを持ち上げてテープを引っ張り出して、無事対応。
  3. 老眼でネジ戻せない!
    老眼きてるので、かなりつらかった。結局、このシーンは家族に助けてもらった。

 

かなりのプレッシャー下での作業だったが、電源Onで白アップルが見えた時は、
  オレって天才!
と叫んでいた。クビになったら、スマホ修理業も悪くないだろう。

 

なお、次にもう1回同じ作業するとしたら、パネルを分離せず直角固定して作業する。この場合、外すネジは4本、外すプレートは1枚までであり、作業は5分以内に終わるだろう。 


 1か月後、、、調子は良いみたい。前の電池が残っていたので記念撮影した。少し寄れているのは両面テープはがしで失敗して悪戦苦闘した痕跡。

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謹賀新年 令和2年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

恵まれた境遇に対する感謝の念を忘れず、目の前の課題と向き合いながら平穏無事に過ごしていけることを切に願います。

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個人的には、数年前とはライフスタイルが大きく変わっていることに気付きました。

~数年前

  • 座右の銘:摩擦は進歩の母なり。・・・なので、よく暴走し天狗状態に。
  • ストレス発散法:とにかくアウトドア(スキー、トレッキング等)
  • 食事:とにかく牛肉

ここ数年

  • 座右の銘:バランス。但し、忘れがち。
  • ストレス発散法:インドア(ジムで汗を流す、IT機器をポチる)
  • 食事:納豆を中心にバランス。但し、要所だけは牛肉。

この変換の契機は、数年前に一度死にかけたことです。その時、病室という独房の中(実際には4人部屋)で悔い改めたはずですが、その効果も徐々に薄れ、気が付けば数年前の天狗状態に戻っていることがよくありました。但し、そうした場合に処置するミニ・ルーティーンも作ってはあるので、ひどい暴走は無かったと思います。入院中に覚えた太極拳八段錦も、平常心を取り戻すルーティーンにしています。

太極拳入門の本筋は二十四式/四十八式ですが、面替え要素が強くて十段目あたりで挫折し、忘却しました。エアロで鍛えた今ならもう少し行けると思うのですが、独習には限界があり、いつかお師匠様を見つけて習おうと思います。

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また1年後、年末年始に平穏無事に1年を振り返れることを願います。

今年は家族がこういう年です。「置くとパス」

https://pbs.twimg.com/profile_images/1083559916722216961/alqy-N8V_400x400.jpg

スワップ領域をファイル化

ここに書かれた内容は、sudo apt install dphys-swapfile (導入)、sudo apt purge dphys-swapfile (除去)でも可能。以下は、マニュアルで設定する場合を示す。私はマニュアル派。


Ubuntuをインストールする時、スワップ領域を指定しなければ/swapfileが自動的に作成される様子だが、ここではマニュアルでの対応を整理する。スワップ領域をファイル化しても、SSD/MicroSD/eMMC等のNANDフラッシュメモリ系ストレージのウェアレベリング効果は上がらないというのが定説のようではある。しかし、ウェアレベリングの実装はデバイスマターであり、パーティションで物理的なスワップ領域に区切られるとウェアレベリングが偏る可能性は否定できない。ファイル化するメリットは、ext4ファイルシステム上で調整できる利便性と、TRIMコマンドによる何らかの効果を期待できる点にあるが、ケースバイケースであろう。なお、ラズパイ上でDarknetを実行する時、このスワップファイルを用意しておかないと、OOMキラーが発動するケースがある。

/swapfile 実体を作る。

sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=1024 ## 1GBの場合
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile

/etc/fstab を編集する。

### SSDへのスワップの例
/swapfile swap swap sw,discard 0 0

適用

sudo mount -a



/etc/initramfs-tools/conf.d/resumeがある場合、initrdの⼀部を処置し更新しないと、OS起動が30秒遅くなる。
/etc/initramfs-tools/conf.d/resume:

RESUME=/swapfile

initrd更新:

update-initramfs -u -k all

参考情報:ここ

Darknet YOLOv3で組込ベンチマーク環境構築

既に情報は多く、今更感もあるが、Darknet YOLO v3 で組込ベンチマーク環境を構築する手順をメモする。

目的:
AI処理を使っての、組込CPUでのオフロード(CPU負荷外出し)効果を検証するための環境構築手順を確立する。

オフロード先候補(興味無い順):
 ・GPU
 ・Neon 演算コプロセッサ
 ・RTプロセッサ(Xilinx MPSoC RPU)
 ・FPGAプロセッサ(MicroBraze, Nios)
 ・FPGA

まずは、私のホビーマシン(Core i7-4790 @3.60GHz / 16GB MEM / ubuntu 5.0.0-36-lowlatency)で検証する。あっさり5行、3分で終わってしまう。

git clone https://github.com/pjreddie/darknet
cd darknet
git checkout <hash値> ## 特定のコミットを使う場合
make
wget https://pjreddie.com/media/files/yolov3.weights  ## 80の物体を識別する重みファイル
./darknet detect cfg/yolov3.cfg yolov3.weights data/dog.jpg

備考:重みファイルはCOCO というフレームワークに基く80 thing classes の学習データと思われる。

結果:

Loading weights from yolov3.weights...Done!
data/dog.jpg: Predicted in 18.518765 seconds.
dog: 100%
truck: 92%
bicycle: 99%

predictions.jpgが結果を示す画像。AI初心者向け資料では高確率で登場するワンちゃんのようです。名前は何かな?
犬・自転車・トラックを認識するまでの時間:
 18〜21秒 (dog: 100%)/ Darknet hash:61c9d02
 7〜9秒 (dog: 99%)/ Darknet hash:f6d8617
* Kernelのバージョンアップで数値が少し変わるケースがある。

考察:
sudo chrt -r 50 ./darknet detect ... (ラウンドロビンで優先度増)で実行すると、数値が悪化かつ不安定となるのは興味深い。AI処理が直線的なのか?今回使ったUbuntu StodioはLow Latency (CONFIG_PREEMPT)がデフォルトで、メディアのリアルタイム処理には向いているが、AIの推論処理とは相性が悪い可能性が高い。
また、Darknetのコミットによって結果が大きく変わる様子を見ると、これは、オフロード実装の工夫や調整を頑張った分だけ成果になる感じがする。つまり、純粋にオフロードのトレードオフ評価を行うのは困難であり、適用先・条件等を狭くを絞った上でトレードオフしないと、意味が無さそう。

感想:
やばい、やばすぎる。時代に乗り遅れた感MAX!! CPU負荷の動きを見ていると改善余地が有りそうにも見えたが、そのネタも既にMakefile冒頭に仕込まれていた。。。_| ̄|◯

フォロー:
ガートナーのハイプ・サイクルによれば、エッジAI、まだ黎明期を脱したばかり。AI処理のオフロード/HWアクセラレートは、今後、組込エンジニアのお仕事となっていくのは間違い無さそう。AIを深く知る必要は無いが、AI組込/最適化のテクニックは要チェック。YOLOv3デモ動画を見ていると、馬と牛とラクダを区別しろとか、carだけ認識させろとか、いろいろ面白そうな要求が出て来そうだが、組込エンジニアのお仕事の本質はそこではなさそう。

関連:
1) 【FPGA】最強Ultra96ボードでAI「YOLO」高速化 - YouTube
2) YOLOv3 - YouTube
3) Darknet: Open Source Neural Networks in C

ストリート・ピアノで聴きたい名曲

ストリート・ピアノが流行っているのでしょうか? 都庁など、名所がいくつかあるようなので、近くに寄ったら聴きに行こうと思います。もしリクエストできるなら・・・

  

1位:ショパン 幻想即興曲
お手本
 
月並みですが、ピアノではこれが一番です。

 

2位:リスト ラ・カンパネラ
お手本  お手本  川崎  パリ  パリ
 
ピアノで難易度MAX級のようですが、その割には聴きやすい名曲です。

 

3位:ショパン 英雄ポロネーズ
お手本  都庁  銀座  岡山  パリ  神戸  名古屋

途中、スペースインベーダーからの侵略があることにお気付きでしょうか。そこをどう弾くか、その個性を聴き分けるのも楽しいです。

 

4位:ベートーベン 月光第3楽章
お手本  都庁  日比谷  ?!
 
ただただ、かっこいい。

 

5位:坂本龍一 戦場のメリークリスマス
新宿  京都
 
ただただ、平和を祈って。

 

・・・音楽の道は、親からの強力な押し付けに反発し、徹底的に反抗して止めた経緯があります。こんな楽しみ方もできたのかと思うと、今になって少しかなり後悔しています。

 

参考:全国ストリートピアノ設置場所

足底筋膜炎

足底筋膜炎は、文字通り足裏の筋肉の膜の炎症で、競技スポーツ選手にとっては深刻な問題となるが、一般人は中高年期に発症するようである。20代の頃の私は、マラソンサブスリーを目指して硬いアスファルトの上を駆け回り、コンクリートのテニスコートで朝から晩までテニスをしていた。その頃は何ともなかったが、今はもう、分厚い靴底/ソフトインソール/屋内スタジオでも駄目らしい。

9月中旬から、右足土踏まずのあたりが痛みはじめた。体が温まっている間は気にならないので、できれば今のペースのまま対処していきたいが、腰痛や四十肩/五十肩と同レベルで情報が錯乱していて、自分に合った治療・リハビリ方法を見つけるのはかなり難しそうだ。

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令和2年1月1日追記:
足底筋膜炎は、まだ完治していない。ただ、この症状のおかげで、エアロ・ダンスではこれまで以上に軸と流れを丁寧に意識するようになった。他のシーンでも、仕事、人間関係、技術、教育、健康、車の運転・・・ 全ての分野において、軸とバランスを意識する機会が増えた。私の令和時代のテーマは、『軸を意識し、バランスをとりながら、流れに乗る/乗せる』というところにありそうだ。それに合わせて『少しばかりの勇気を持って一歩前に出る』で行こうと思う。
そういえば、男子トイレには『一歩前へ』とよく書いてある。

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令和2年のとある日追記:
ちゃんと設備の整った整形外科へ行き、エコー検査やMRIをとってもらえば、あてずっぽではない効果的な治療方法は見つかると思う。但し、MRIは高額になるので、ネットでお値段の目途をしっかり確認してから。たいていはエコーで済むと思うけど、足裏のエコー検査は想像しただけでくすぐったい。
その後:
完全に忘れていましたが、緊急事態宣言(1回目)によるステイホームのおかげで治ったようです。
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さらにその後:
その後もくすぶっていた時があったのですが、Youtube「足底筋膜炎 ボールペン」でヒットする内容で救われました。

スマホの分解修理

一昨日、いつものように、寝る前に愛用の中華スマホの充電をスタンバイしようとしたら、USBケーブルがなかなか挿さらず、更にグイっとやったら、何か鈍い感覚が走り、充電できない状態となった。あと残り命75%。あぁ、やっちまった ... _| ̄|◯

私にとってスマホは体の一部とまではいかないが、大事な存在。命が尽きる前に対処せねばならない。

 

案1:修理屋に持っていく。

→ 調査したところ、USBサブ基板交換の場合、~15,000円。これは痛い。。。

案2:この機会に政治リスクの無い格安スマホを買う。

→ 格安スマホは、どれも政治リスクを抱えている。

案3:自分で修理する。

→ 破損した箇所はサブ基板となっており、交換可能、かつ、AmazonPrimeでお安く売っていることが判明した。お急ぎ手配したらすぐに届いたので本日さっそく作業にとりかかる。まぁ、失敗したら、通信系組込エンジニアには懐かしいブランド名のg7 plusあたりを速攻で買おう。

 

準備:

  1. 壊したスマホのサブ基板:1000〜1500円。AmazonPrimeでお急ぎ手配。
  2. スマホ専用工具:700〜1200円。手持ちのものでも問題無さそうだったが、買っておくことにした。 iPhone用でもOK。AmazonPrimeでお急ぎ手配。
  3. 使用済テレカ等:QUOカード、ポイントカード等でOK。バックパネルのノリの再接着防止で使う。2~3枚、または、1枚を1/3 x 3にしておく。
  4. ドライヤー:バックパネルのノリをはがす時に使う。
  5. 手袋:あっちっちになるので。基板に触れる時も手袋している方が良い。

格安中華スマホとはいえ、昔のスマホようにツメで開封できるような甘さは無い。なめてかかると失敗しそう。

 

参考にしたサイト:

ここここ
*Teardownサイトの軽快なサウンドに乗って余計な分解までしないように(笑

 

結果:

途中、あぶないシーンが1つあったが、無事、修理できた。手順としては、

  1. 本体とバックパネルの間をドライヤーであたためながら、三角ピックかテレカを使って隙間を開ける。空けた隙間にはテレカをはさみ、再接着させないようにする。テレカは中に入り込み過ぎないように。
  2. 1の作業を続ける。1周したら、注意深くゆっくりと開ける。
  3. 本体下のネジ(黒6, 銀1)を外してから黒いカバーを取り外す。ここで初めて交換対象のサブ基板が見える。
  4. サブ基板のアンテナ線とリード線をピンセット等で外す
  5. 本体からサブ基板を外し、新品のサブ基板を挿入する。
  6. あとは上記と逆の作業。

  

 

あぶなかったシーン:

アンテナ線を外す際に、基板側のコネクタを根こそぎフットパタンごとはがしてしまった。丁度このシーン。これはやばいと思ったが、今回はサブ基板は交換なので、アンテナ線側のコネクタ部さへ壊さなければ大丈夫。冷や汗ものだったが、無事リカバーできた。

 

感想:

Amazon最強! ただし、自己責任で。警告↓
https://www.amazon.co.jp/b/?node=5859744051